3-1.排水処理システム
我社がお勧めする超微細化システムは、好気性菌、微好気性菌、通性嫌気性菌、嫌気性菌など、多種多様な有用菌群を利用するので、変化する汚水環境に適合する菌種が自然に増殖します。
そのため、常に浄化能力が低下せず、悪臭の発生も抑えられ、汚泥の生成も抑えられます。
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●超微細化システムとは?
従来の生物処理法(活性汚泥方式等)、科学的、物理的方式(凝集加圧浮上方式等)に替わる、安全、低コスト、環境にやさしい微生物排水処理システムです。
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●超微細化システムの特徴
・従来方式に比べ、維持管理費が大幅に削減できます。
・汚泥がほとんど発生しません。
・薬品や薬剤を一切使用しません。
・既存の設備(処理槽、機器類等)を活かせます。
・自然の浄化能力を利用するので、環境にやさしい。
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●システムのフロー
- 原水
- スクリーン
- 排水中の有機物(加工残渣)を取り除くことで、その後の処理を促進させます。
- オイルカット槽
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排水中の油脂分を浮上分離し、油分の濃度を下げ、以後の処理効率を上げます。
浮上油脂分は、除去する必要があります。
ここで発酵菌を処理水に散布します。 - 発酵菌
- 超音波酸化槽
(MOP槽) -
散気管により超微細気泡を大量に発生させ酸素の溶存効率を高め、処理水中の微生物の活性を促し、また、強烈な酸化と酸化作用により処理水中のタンパクや脂肪を処理しやすいものに変えます。
また、微細化装置の作用により、一層の処理の効果を高めます。 - 微細化装置
- 接触曝気槽
- 槽内に大量の微生物増殖の接触材を配し、散気管により処理水を循環させ、多種の微生物群に接触させ酵母分解します。
- (沈殿)放流槽
- 前槽までに処理された排水中に残ったSS分を沈降または浮上分離し、規制値をクリアした処理水を放流します。
- 放流槽